自分でできるカンタン気功

身体は毎日使うもの。デスクワーク時の首肩のコリや腰痛、疲れ目、不規則な生活による不眠や自律神経等々。大切にケアをすれば、身体はちゃんと応えてくれます。忙しい毎日のちょっとした時間を、自分のケアに当ててみてはいかがですか?ここでは、日々の生活の中で誰でも簡単にできる気功「養生功(ようじょうこう)」を3つご紹介します。

※体質や症状、実施具合によって効果には個人差があります。紹介した方法は不調の改善を確約するものではありませんので、ご了承ください。

グループワーク

月に一度のグループワークの様子です。参加者同士で、日頃の心とからだのケアについて勉強しています。


【唾を飲む】

唾は健康のバロメーター。生命力に溢れた赤ん坊は唾液がいっぱいでますが、気が足りなくて不調の方は口がカラカラになりがちです。中国ではその昔、薬は「自・家・水(=唾の意)」を組み合わせた字で表わされていました。唾を多く出し内気(自分の気)を補うことでからだは活力を取り戻します。顔色も良くなり、艶も出るので美容にもお勧めです。

効果対象
倦怠感、疲れによる不調

手順
1.口の中で舌を動かし、唾をだす。
(最初は出にくくても、続けるうちに段々と出るようになります)
2.唾を飲むと同時に肛門をきゅっと締める。

ポイント
一日何回と決ってはいません。気づいた時にできるだけたくさん行ってください。

【ぷるぷる健康法】

当院で提供している医療気功の技術を学ぶさいに行う練習を簡易化したものです。頭から足まで全身を揺らすことで、気血の流れを改善します。

効果対象
筋肉のハリやコリ。内臓の不活性

手順
1.足を肩幅に開き、自然体で立つ。
2.大きくあくびを三回行い、力を抜く。
3.親指を握りこみ、力を抜いた状態で全身を振動させる。
4.手を熱くなるまで擦り合わせ、顔や体をさすって終了です。

ポイント
3.を10分以上が理想です。膝を痛めないように、膝をつま先と同じ方向に曲げるようにするのがコツです。コリがある箇所は揺れにくいので、慣れてきたら意識して揺らすようにするといいでしょう。但し、痛みがある場合にはお控えください。

【大の字になり力を抜く】

ヨガでいう『死体のポーズ』です。現代社会は知らず知らずのうちに神経が高ぶってしまい、いつの間にかバランスを崩すことは日常茶飯事です。ですから、力を入れたり動かすことは得意でも、力を抜くのが苦手な方は大勢おられます。こころと体の余計な力を抜くことで、自然治癒力はその効果を十分に発揮し、体は健康な方へと変化します。

効果対象
筋肉のハリやコリ。内臓の不活性。過緊張。

手順
1.頭〜背骨、骨盤まで一直線になるように仰向けに寝て、足をこぶし一個分ほど開く。
腕は体から少し離して置き、掌を上に向ける。
2.頭→首→体→腕→足の順に各部位を意識しながら力を抜いていく。
特に息を吐く時に体の力を抜く。

ポイント
体が自重で下に沈み込むようなイメージで。指一本動かせないくらい力を抜くこと。顔の力を抜くと体の力を抜きやすい。